出会い系でストーカー被害に合わないための対策と被害に合ったときの対処法【男女共通】
出会い系サービスを利用したいけど、ストーカーなどの被害・リスクを考えるとなかなか動き出せない人も多いのではないでしょうか。
しかし、実は警視庁がストーカー対策のポイントをホームページで公開しています。
ストーカー事件の過去の犯罪データから主な行動パターンは予測できるので、できる事前対策も多いのです。
結果としてこのポイントを抑えるだけでもストーカー被害のリスクも最小限に抑えることができるため、出会い系サービスを利用する前に必ずチェックされることをオススメします。
一方、SNSへの投稿から個人を特定される新たな被害パターンも出てきているのも事実です。
この記事では、ストーカー被害に合わないための対策と、実際に被害にあったときの対処法について詳しくまとめています。
また実際に起きた事件についてもまとめています。
ストーカーに怯えずステキな出会いのキッカケを作り出すためにもぜひ参考にしてください。
Contents
ストーカー被害を防ぐ8つの対策
出会い系やマッチングアプリを利用した出会いが一概に悪いとは限りません。
実際に私の周りにはマッチングアプリで知り合った人と真剣な交際をしている知人が何人もいます!
ただし、中には執拗に相手に付きまとったり、怖い思いをさせたりする人がいるのも事実です。
ストーカー対策を十分にして、被害に合うリスクを最小限にしましょう。
以下に、警視庁ホームページにも記載されているストーカー対策についてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
- 居場所や個人情報がわかる写真や情報をSNSに投稿しない
- 一人歩きはできるだけ避け、明るく人通りの多い道を選ぶ
- 不安なときは家族などに迎えにきてもらうか、タクシーを利用する
- ドアや窓は二重ロックにする
- 出入りのときは周りをよく確認する
- 厚手のカーテンなどを付け、部屋の中が外から見えないようにする
- 個人情報が記載されているものは捨てないようにする、もしくは裁断して捨てる
- 送り主が不明な贈り物の受け取りを拒否する
警視庁のホームページには以上の8つについて書かれていましたが、他にも気を付けなければならないのがSNSへ投稿する写真です!
自撮り写真の目に映る景色から居場所を特定され、家まで押しかけられた事件も実際に起きているので、写真を投稿する際は細心の注意を払いましょう。
また居場所がわかる内容の投稿は、リアルタイムで投稿しないようにしてください。
しつこい相手への対処法【関係性別】
十分に対策していたつもりでも、しつこい相手に出会ってしまうことはあります。
ここでは、しつこい相手と出会ってしまった場合の対応についてお伝えします。
まだ顔を合わせていない場合
まだ顔を合わせておらず、メッセージのみのやり取りの場合、お断りの一言を伝えて連絡を絶つのがいいでしょう。
断る理由は、「仕事が忙しくなった」など、相手に非がないような言い方だと円満に進められることが多いです。
いきなり音信不通にすると、相手に不信感や不快感を与えることになり、相手をストーカーにする原因になるので注意してください。
何度か会ったことがある相手場合
デートした直後に交際の断りを伝えると「今日のデートで不快に思わせてしまったかな?」と相手を不安にさせてしまいます。
会う回数やメッセージを減らしていき、できるだけ自然な流れに持っていくと良いとされています。
また、断るときは相手に感謝を伝えつつ、「悩んだ上で出した答えだ」と伝えるといいでしょう。
ただし、優しい言葉をかけすぎるとかえって付きまとわれる原因にもなりかねないので注意してください。
付き合っている相手と別れたい場合
実は、警視庁の調査によると、ストーカー被害を受けている人の約半数が元恋人からなんです。
別れる際は、これまでの感謝を伝えて、相手の幸せを願い、円満に別れましょう。
相手に非がある断り方をすると「自分は悪くない!お前が悪い!」と逆上されたり、逆に「悪いところを直すから別れないでほしい」と別れに応じてくれない恐れがあります。
また、必要以上に優しい断り方をすると、相手に「別れなくてもいいのではないか」と思わせる原因にもなり、相手に付きまとわれる恐れもあります。
いきなり音信不通にするのはNG
いきなり音信不通にすると、相手も好意で心配して、「大丈夫?」「連絡してください」などの多数のメッセージが送られてくる場合もあります。
中には家や職場に会いに来る人もいるかもしれません。
また「どうして返事してくれないの!」と怒ってしまう可能性もあります。
断るときは必ず自分の意思を伝える連絡しましょう。
ストーカー被害になるかは法律に当てはめて確認
どの程度の被害レベルや段階で、警察に相談していいのか迷いますよね。
まずは、ストーカー規制法について理解し、当てはまるか確認しましょう。
ストーカー規制法とはつきまとい被害から守る法律
警視庁のホームぺージには、「つきまとい等」を繰り返すストーカー行為者に警告を与えたり、悪質な場合は逮捕することで被害を受けている方を守る法律と記されています。
ストーカー規制法に当てはまるかチェック
以下の7つに当てはまる場合はストーカー規制法の対象となる場合があります。当てはまる場合は、近くの警察署に相談してください。
1.つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつきなど
勤務先などで待ち伏せされたり、押しかけられたり、付近をうろつかれたりした場合や、進路に立ちふさがれた場合。
2.監視していると告げる行為
「今日の服もかわいいね」や「おかえりなさい」など、行動や服装などをメッセージや電話で告げてきたり、よくアクセスするWEB掲示板などに自分の行動などを書き込みされたりした場合。
3.面会や交際の要求
「会いたい」や「付き合おう」など、面会や交際を求められたり、贈り物を受け取るように要求されたりした場合。
4.乱暴な言葉
「ばかやろう」などの乱暴な言葉を直接かけられたり、メッセージで送られてきたりした場合。
5.無言電話や、拒否後の連続した電話・ファックス・メール・SNSなど
何度も無言電話がかかってきたり、拒否しているにもかかわらず執拗に電話やメッセージが送られてきたりした場合。
6.汚物などの送付
動物の死骸など、不快感や嫌悪感を感じるものが、自宅や職場などに送られてきた場合。
7.名誉を傷つける
中傷されたり、名誉を傷つけられる言葉をかけられたり、メッセージで送られてきたりした場合。
8.性的羞恥心の侵害
わいせつな写真や卑猥な言葉が贈られてきた場合。
※参照:警視庁ホームページ
もし本当にストーカー被害にあってしまったら
ストーカー被害にあってしまった場合の対策についてまとめましたが、まずは警察からの指示を待つことが重要です!
誤った判断によって危ない目に合わないように十分に注意してください。
- 警察や周りの人に相談する
- ワンタッチで110番できるようにしておく
- はっきりと拒否の姿勢を示す
- 防犯ブザーなどで助けを呼ぶ
- 電話の着信拒否やメールなどの受信拒否をする
- 電話番号やメールアドレスを変更する
- 電話会社に相談して対応策を聞く
- ストーカーから受けた内容や贈り物などが届いた時間をメモしておく
- ストーカーからの贈り物は開封しない
- 受け取ったメッセージ等をプリントして警察に届ける
ただし、被害内容や警察署にとっては十分な対応をしてもらえない場合もあります。
実際にSNSにも「警察に相談したけど対応してもらえなかった」というケースの投稿もみられました。
警察に相談しても、十分な対応をしてもらえなかった場合は弁護士や探偵などに相談してください。
無料で相談にのってくれる法律相談所もたくさんありますよ。
実際にあったストーカー被害事例
「出会い系で知り合った人からストーカー被害に合っている人って実際にいるのかな?」「どんな被害にあったのかな?」と不安に思っている人も多いですよね。
そこで、出会い系(マッチングアプリなど)で知り合った相手からストーカー被害を受けている人の体験談をSNSなどから調査しました!
ストーカーからの脅迫手紙
出会い系で知り合った相手とメッセージのやり取りを数回した後、家のポストに脅迫のような手紙が入れられていました。
出会い系で使ったサイトには位置情報を知らせる機能が付いていたため、家の場所を知られてしまったようです。
すぐに退会しましたが、その後も手紙が届きました。
SNSにアップした写真で居場所が特定
SNSで知り合った人に、過去に投稿した写真から住んでいる地域を特定され、行く先々に現れるようになりました。
おすすめのマッチングアプリ
ストーカー被害に合わないためにも、出会い系ツール選びは重要です。
ここでは、①免許証などの公的書類が必要であること、②24時間365日の監視体制が敷かれていることの、2つに当てはまるサービスのみを紹介します。
pairs(ペアーズ)
pairsでは、相手の人と交流する前に、免許証やパスポートなど、公的な本人確認書類が必要です。
運営側がチェックしてくれるので、性別や年齢を偽って利用しにくくなっています。
また、カスタマーケアも充実しており、不快な内容のメッセージが来たりして不安に思った場合は、メールやチャットで運営側に相談できます。
電話ではなく、メッセージのやり取りで運営側と相談できるのは嬉しいですよね。
さらに、男性のみ有料のマッチングアプリも多いですが、pairsなら男女ともに登録無料!
受信したメッセージを読むためには、男性は有料会員にならなければなりませんが、「マッチングアプリがどんなものか知りたい」という人にもおすすめです。
with(ウィズ)
withはメンタリストのDaiGoが監修したマッチングアプリです。
365日24時間の監視体制が敷かれており、不正なユーザーがいた場合は利用が停止されます。
不適切な内容のメッセージが来たり、嫌がらせを受けたりした場合はサポートに通報でき、通報された相手には、警告または強制退会のペナルティが課せられるので安心です。
また、Facebookログインを利用する場合、友達が10人以上いないアカウントでは登録できないシステムになっています。
良い出会いを目的としていない悪質なユーザーは、ログインのためだけにFacebookに登録している場合が多いため、友達の人数に制限をかけることで悪質ユーザーの利用を防いでくれています。
Facebookログインを利用した場合は、Facebookですでに友達になっている人はwithの検索結果に表示されないようになっているので、友達にマッチングアプリを使っているとバレないのも嬉しいですよね♪
omiai(おみあい)
omiaiは24時間365日、運営がパトロールしているので、不適切な内容が投稿されないようになっています。
さらに通報システムが導入されており、不審なユーザーには警告や強制退会などの対応をしてもらえます。
また、利用者の名前はイニシャルやニックネームで表示されるので、信頼できる相手に出会うまでは本名もバレません。
不特定多数の人に本名がバレないので、SNSなどで調べられることもなく、安心して使えますよ。
まとめ
ストーカー被害に合わないためにも、知り合ったばかりの人に安易に、連絡先・住所・勤務先などを教えてはいけません。
しかし、どんなに気を付けていてもストーカー被害に合う場合もあります。
もし怖い思いをしたら1人で悩まず、家族や友人、警察に相談しましょう。
出会い系は危険なことばかりではありません。
私の知人も、マッチングアプリで知り合った人と2年間の交際を経て結婚し、幸せな家庭を築いています!
安全に正しく利用して、ステキな人と出会ってくださいね♪
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